アビュアー社は永年に渡り、HPP(高圧処理)による革新的技術の発信源として、食品媒介の病原菌の不活性化、低アレルゲン化、食感改良等をもたらすHPPテクノロジーのグローバルリーダーです。
高圧処理とは、FDAやUSDAを含めた、国際的公的機関に認定された、より高い食品安全性をもたらすテクノロジーです。 高圧処理システムでは、製品を縦型又は横型の高圧容器に投入し、静水圧により加圧することで、病原菌類を不活化させる作用や、特定たんぱく質の変性など、多大なメリットを享受し、新鮮でより安全な食品製造が可能です。製品の諸条件により、300Mpa~600Mpaの圧力を数分間受けますが、製品全体に全方向から均一に加圧されますので、形状変化は生じません。
600Mpa(6000bar)で加圧され、3分以下の処理時間で病原菌類、腐敗菌、酵母菌、カビ類が不活化されます。風味、栄養成分等フレッシュフルーツが持つ本来の成分を損なうことなく、新鮮な状態を保ち、90日の冷蔵保存での賞味期限を可能にします。
FDAにHACCP規定”5-LOG微生物ルール”を満足することが確認されております。保存料を使用せずに、サルサ、ワカモーレ、ディップ、ソース等の賞味期限の大幅な延長を可能にします。
真空包装、ガスパック等の最終包装後に高圧処理が可能ですので、二次汚染のリスクも無く、高圧処理時間数分で、ナチュラルな風味、食感を失うことなく、食品媒介性病原菌等を不活化し、食品の安全性を高めます。
多くの製品は要冷蔵で賞味期限30日程度とされますが、高圧処理製品の場合は90日の賞味期限も可能となります。又、リステリア菌ゼロポリシーにも対応可能です。
高圧処理で殺菌と殻むきされたカキ
生の状態で脱殻された甲殻類
牡蠣、蟹、ロブスター等は、高圧処理することで、病原菌類の不活化に加え、特定蛋白の変性により解殻し、身を完全に分離することが出来ますので、歩留り100%も期待出来ます。殻剥ぎ作業の生産性を大幅の工場させ、人員削減が可能とります。